[クビ切り証券マン]トレーダー転身人生の明暗
この9か月で証券界から2万人がリストラに。
彼らが一斉に証券口座を開設し、個人投資家として活動し始めたのだが......
報酬カット、リストラ、倒産などなど。金融危機を発端にした景気後退はサラリーマンを直撃している。それは震源地となった金融界も同様だ。かつては仕立てのいいスーツに黒光りする革靴で颯爽と仕事をこなしていた、自信満々の証券マンの姿はすっかり兜町界隈でも見られなくなってしまったのだ。
業績悪化や統合再編に伴うリストラなどにより、ここ9か月で2万人もの証券マンが証券界を去ったとも言われている。これは証券界全体の1割を超える人数だ。では、大量の"元証券マン"たちはどこへ行ったのか? 実は持ち前のスキルを生かそうとトレーダーに転身するケースが増えているのだとか。"勝ち組"とされていた金融街の住人であっても、転職先を見つけるのは容易でない様子。それだけに退職翌日から早速、トレードに励むものもいれば、過去の人脈を生かして「それってインサイダーでは......」なんて、疑いたくなるようなトレードでセコセコ、金稼ぎに走る元証券マンも。予想以上に厳しい、クビ切り証券マンたちのトレーダー生活に迫った
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