俺の夜
第八十九夜【前編】
真夏の風物詩
ビアガーデン&ビアホールでバブル時代を!
どうも、スパムっす。いきなりの私事ですが、ジメジメした梅雨の最中だった7月某日、仕事で大失態を犯してしまいまして......。当然、上司を怒らせてしまったのですが、バブル世代の上司というのはお説教が好きなようで、話が長い長い。まだ外は梅雨でジメジメしてるし、ゲリラ豪雨のような説経はしんどいし、ストレスは溜まる一方。
「こんな気分をふっ飛ばすにはビールを浴びるほど飲むしかない!」
と思い立ったわけです。しかも、せっかくの夏間近。居酒屋ではなく夜空の下、開放的な気分で飲みたい。そこで"夏の風物"ビアガーデンを目指し、書きかけの原稿を投げ出して会社から逃亡したのでした。
水着美女と夜景を横目に乾杯!
時刻は19時過ぎ。空がまだ薄暗いなか、六本木交差点から歩くこと5分。六本木"初"の屋外ビアガーデンである、名前もそのまま「六本木ビアガーデン」に到着です。店内に入ってみれば、右には六本木ヒルズ、左には東京タワーと、華麗な夜景が一望できます。席に座り、「とりあえず生!」と注文したスパム。すばやくビールを運んできてくれたのは、オランダとのミックス美女で、眼力が魅力的なリサちゃん(21歳)でした。
「ここは場所柄、ハーフのコとか海外からの留学生が集まってくるんです。ほかにも韓国系やスペイン系、もちろん日本人もいますよ」
さすが六本木。インターナショナルな気分も味わえ、さらに店内はビーチをイメージした内装で、さながら都会に現れた「海の家」。ひと足早い常夏気分に癒されたスパムでしたが、そのとき、突然のゲリラ豪雨が。しかし、ご安心。傘を貸してくれるサービスもあり、リサちゃんがそっと傘を渡してくれました。ただ、僕の後ろでは相合傘をして愛を育むカップルの姿。リサちゃんの笑顔は名残惜しいですが、いたたまれなくなりお店を後にしました。だが、このまま帰るなど愚の骨頂です。さらなる刺激を求め、移動!

「目の中にホクロがあるんですよ」と
僕の顔に目を近付けてきたリサちゃん。
ビールでも飲まないと理性を保てません
【六本木ビアガーデン】

住:東京都港区六本木5-5-1 六本木ロアビル5F
電:03-3478-1818
営:18~23時30分
フードは500円~、ドリンクは700円~。混雑時のみ2時間制。
「19時くらいから来てほしいですね。空が徐々に暗くなって、イルミネーションの輝きが増してくるんですよ」(店長)
HP:http://r.gnavi.co.jp/a027603/
撮影/渡辺秀之
第八十九夜【後編】
ビールがすすむ! バドガールの歓声
第2ラウンドに選んだ舞台は、新橋「バドワイザーカーニバル新橋店」。さっそく店内に入ってみると、飛び込んできたのはバドガールたちの音頭に合わせて、学生ノリでイッキする中年サラリーマンの姿。そう、ここはボディコンの格好をしたバドガールたちと一緒に遊べちゃうビアホールなんです。
「大人の人が私たちの格好に恥じらっているのを見ると、可愛いって思っちゃいます」とはバドガールのリヨちゃん(19歳)。店長さんも「バドガールに自由にやらせていますよ」と言う通り、お触りなどマナー違反を起こさなければ、一緒に盛り上がるのは容認しているそうです。
その言葉に甘え、僕が注文したのは「バドガールのムキムキ玉子」。するとテーブルを囲み、リヨちゃんが「キューティーハニー」を歌い出す。つられて一緒にノリノリになったところ、突然、ゆで玉子が僕の額に打ち付けられました。えっ!? と思った瞬間、ほかのコがすかさず絆創膏を僕の額に貼り、リヨちゃんは割った玉子を僕の口へ......。このアメとムチ、たまりません。
時間を忘れてビールをあおっていたところ、「踊ってきますね」という言葉を残し、走り出したリヨちゃん。そして突然、生ライブが開始されました! ゲストシンガーが歌い、バドガールたちは曲に合わせて、お立ち台で麗しくも舞っています。すかさずお立ち台の下に駆け寄る僕の脳裏には、中学生の頃、TV番組「トゥナイト2」で山本晋也監督がリポートしていたジュリアナの映像が。ボディコンを着て踊り狂うお色気お姉さんに釘付けとなった、あのシーンが走馬灯のように蘇ってきたわけです。
夏の暑さとビールとボディコン。
「今度、上司を誘ってみようかな」
と、帰社するスパムでした。

一つだけ激辛の「激辛ロシアンたこ焼き6個」など、
オススメフード&ドリンクを注文すれば、バドガールと盛り上がれる

西城秀樹の「ヤングマン」で盛り上がる店内
【バドワイザーカーニバル新橋店】
住:東京都千代田区内幸町1-7-8
電:03-3504-8111
営:17~24時
休:日・祝
飲み放題、各種パーティコースあり。
「バドガールが目の前で作ってくれるカクテルや、19時、21時、23時に行う生ライブで
スタッフと一緒に盛り上がってください」(店長)。
HP:http://www.kitanokazoku.jp/
撮影/渡辺秀之














